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引用 http://verdure.tyanoyu.net/meibutugire03.html |
間道(かんとう) とは、縞文様のある裂をいい、「縦縞」「横縞」「格子縞」があります。 室町から江戸時代にかけて舶載された縞,格子の織物。
広東,漢東,漢島,邯鄲とも書く。
その多くは中国の南部地方より産出されたと思われる絹の縞織物であるが,
名物間道と称されるもののうちには東南アジアの木綿縞なども若干含まれている。
唐物茶入の袋に間道を用いるたのは千利休とされ、
天下の四茄子のうち三つまでが間道の袋に入っている。
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よく教室では伊予簾緞子(いよすだれどんす)というお仕覆を使っています。
それは均等な縦ストライプに柄が入っているもの。
「そのストライプが太くなれば 間道という種類になるのよ」
と先生がおっしゃっていたので「間道ってナンだろうッ!?」
っと思いちょっと調べてみました。
間道は名物裂(めいぶつぎれ)の中にも入っていて、
特に利休のお気に入りだったみたいですね。
※名物裂とは室町の足利義満・義政時代以降に中国から舶来した、
宋・元・明時代の中国で織られており、
名物といわれる茶器の仕服、掛物の表装などに使われたものをいいます。
名物を包む布にさえ、嗜好や意味を含んでいて
興味深いなぁと思います。
その組み合わせにも、
着物と帯のような楽しみ方があるのかなと感じました。
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