本日は深海色利休梅緞子という仕覆を使わせていただきました。
光沢があり、 色も落ち着いて手触りもとろんとした感触でした。
▼ そもそも仕覆とは?
※徳川美術館サイトより参照
元来茶席で使用する御道具を保護する目的で縫製された、所謂包み裂の事です。
内部に綿を含ませ、茶器を優しく包み、繊細な絹の紐で結び、閉じます。
表の裂には所持する茶人の好みや、お道具にちなんだ取り合わせが反映され、
生地、柄、質感自体も見所とされることもあります。
様々な柄や形などがある中で、
本日は緞子という生地の種類を拝見しました。
茶の湯.netで詳しく掲載されていましたので参考に。
▼緞子とは?
緞子(どんす) とは、一般的に名物裂では
先染めの経糸(織物の縦の長い方向の糸)と
緯糸(織物の横幅方向の糸)を用い、
経繻子の地にその裏組織の緯繻子で文様を表した絹織物のことです。
段子または純子とも書かれます。
普通は、経糸と緯糸が各五本ずつの五枚繻子の表裏の組織を
それぞれ地あるいは文様に用いますが、
六枚の変り繻子や五枚綾によるもの、
経糸と緯糸の色を変えて文様を織り出したものなどもあり、
表裏の組織の変化で文様を織り出したもを緞子と呼んでいたようです。
経糸の渡りが大きく地合いが緩むために、
手触りが柔らかくて光沢が良く、重量感があるため、
仕覆としては茶入を痛めず品位もあり、仕覆の名物裂には緞子の数が多くあります。
名物裂(めいぶつぎれ)としては、笹鶴緞子(ささづるどんす)、遠州緞子(えんしゅうどんす)などがあります。
※きものと悉皆 みなぎさんより画像を参照
他にも様々な種類の図柄が載っていて参考になります。
現在では、歴史的な緞子(どんす)とは異なる、
地紋に光沢のある白生地の染下生地で繻子(しゅす)組織のものを緞子(どんす)と呼ぶことがあり、振袖や訪問着に用いられているとのことです。
柄や質感、その作り方など多彩であり
物自体の存在感に心惹かれますね。
光沢があり、 色も落ち着いて手触りもとろんとした感触でした。
▼ そもそも仕覆とは?
※徳川美術館サイトより参照
元来茶席で使用する御道具を保護する目的で縫製された、所謂包み裂の事です。
内部に綿を含ませ、茶器を優しく包み、繊細な絹の紐で結び、閉じます。
表の裂には所持する茶人の好みや、お道具にちなんだ取り合わせが反映され、
生地、柄、質感自体も見所とされることもあります。
様々な柄や形などがある中で、
本日は緞子という生地の種類を拝見しました。
茶の湯.netで詳しく掲載されていましたので参考に。
▼緞子とは?
緞子(どんす) とは、一般的に名物裂では
先染めの経糸(織物の縦の長い方向の糸)と
緯糸(織物の横幅方向の糸)を用い、
経繻子の地にその裏組織の緯繻子で文様を表した絹織物のことです。
段子または純子とも書かれます。
普通は、経糸と緯糸が各五本ずつの五枚繻子の表裏の組織を
それぞれ地あるいは文様に用いますが、
六枚の変り繻子や五枚綾によるもの、
経糸と緯糸の色を変えて文様を織り出したものなどもあり、
表裏の組織の変化で文様を織り出したもを緞子と呼んでいたようです。
経糸の渡りが大きく地合いが緩むために、
手触りが柔らかくて光沢が良く、重量感があるため、
仕覆としては茶入を痛めず品位もあり、仕覆の名物裂には緞子の数が多くあります。
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笹鶴緞子 |
![]() |
遠州緞子 |
名物裂(めいぶつぎれ)としては、笹鶴緞子(ささづるどんす)、遠州緞子(えんしゅうどんす)などがあります。
※きものと悉皆 みなぎさんより画像を参照
他にも様々な種類の図柄が載っていて参考になります。
現在では、歴史的な緞子(どんす)とは異なる、
地紋に光沢のある白生地の染下生地で繻子(しゅす)組織のものを緞子(どんす)と呼ぶことがあり、振袖や訪問着に用いられているとのことです。
柄や質感、その作り方など多彩であり
物自体の存在感に心惹かれますね。
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