檜扇とはもともと、
宮中で用いられた木製の扇の呼び名ですが
植物をみると
”扇”と名付けられた意味がとてもよくわかります。
本当に扇のように美しく葉が重なり
大きな面を持った植物だからです。
ちなみに文目(あやめ)科だそうです。
こちらのお生花は、真にすらっとしたものを選び
真の後ろあしらいにも右奥45度に
ゆるやかに流れを感じる配置です。
一番手前の体には、1枚1枚に切り離した葉を3枚。
こちらも緩やかに左から右下へと流れるように配置されていてリズムが生まれています。
とてもシンプルですが、力強い印象を受けます。
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